関東で相次ぐ3人組による強盗事件に都内の事件で逮捕された3人の少年が関与しているとみられることがわかりました。3人は19歳で、闇サイトを使っていたとみられています。

埼玉や茨城、栃木など関東で去年10月以降、主に3人組が住宅などに押し入り、金品を奪う事件が相次いでいます。

その後の警視庁への取材で、これらの強盗事件に関与したとみられる少年ら3人を警視庁が別の窃盗事件で逮捕していたことがわかりました。

3人はともに19歳で、去年12月16日の午前5時ごろ、渋谷区神南の貴金属店に侵入し、ネックレス8本など29点、販売価格およそ272万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

3人はハンマーのようなもので窓ガラスを割って店内に侵入し、ショーケースを割って3分ほどで現場から逃走していたということです。3人のうち2人は容疑を認めていて、「金に困ってインスタグラムの闇サイトに応募して2人を誘った」などと供述し、1人は黙秘しています。

去年11月末から今月頭にかけて都内の貴金属店で同様の手口による被害が他にも8件起きていて、1500万円以上の被害が出ています。警視庁はこれらの事件に3人が関わった可能性が高いとみています。